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接骨院ホームページの原稿の作り方のポイント
接骨院のホームページの内容を考えて原稿を用意するといっても、一体どんな内容を掲載したらいいのか?どうやって書くのかお悩みの方も多いかと思います。
今回はホームページの原稿を作成するとき、どのようにコンテンツを考えていくか、どんな文章にしたらいいのかをご紹介いたします。
ほねぺじではベーシックプランでも1ページ、内容が自由のオリジナルページを作ることができます。
まだ作成していない方はこの機会に是非コンテンツを考えてみてください。
ブログをお持ちの方は、記事も同様の方法で作る事ができますので、参考になればと思います。
Step1
ターゲットに合わせた内容を考えよう
「せっかくだからページを作らなければいけない!」や「とりあえずコレを出そう」のように無計画にコンテンツを作成しても作っても効果が薄い可能性があります。
効果の高いコンテンツを作成するために、まずは「ターゲット」と「キーワード」を考えましょう。
接骨院に来る患者さまの疑問を考えてみましょう
最初に、貴院にはどんな患者さまが来院するのか、またどんな患者さまに来ていただきたいかを考えてみてください。
その患者さまは接骨院を探すときどんな疑問をもっていると思いますか?
患者さまの疑問とその答えになる内容、そしてアピールしたい内容を箇条書きで書き出していくと、ページにどんなコンテンツが必要か考えやすいかと思います。
Step2
コンテンツの順番を考えよう
ホームページのコンテンツ制作の基本的な流れ
掲載したいコンテンツを書き出したら、どんな順番で掲載したらいいかを考えましょう。
文章や物語は「起承転結」を意識すると分かりやすくなります。
例えば、接骨院の施術の説明ページの起承転結としては下記のようなパターンが多いです。
起、ページの導入部分
このページはどんな内容があるのか、どんな人に向けたのか事前に伝える部分です。
見ている方と共感できる内容にし、読み手が「自分の事かもしれない」と思ってもらう事で興味を持って読み進めてくれる可能性が増します。
例:
「こんな症状でお悩みではないですか?」
「○○を解消するための○○」
「○○が○○だからと諦めていませんか?」等
承、起に対する答えや補足を掲載し、本題に入る準備
導入部分に対する原因、解消方法の結論、悩みの具体的な理由等を記載して補足します。
例:
「そんな症状に対して当院は◯◯の施術を導入しています!」
「○○を解消するためには○○する事が効果的です」
「○○の原因は○○にあるので○○の効果出にくい場合があります。当院では…」等
転、本題、ページのメインコンテンツ
このページで紹介したいメインの内容を掲載します
例:
施術内容の詳細(何をどんなふうにするのか)
なぜ効果があるのか
よくある質問、患者さまの声など
注意事項、時間、予約方法など
結、ページのまとめ
ページの内容を箇条書きなどでまとめ、来院を促す締めのメッセージ
掲載したほうが良い基本的な項目
初めて来る患者さまは貴院のことを殆ど、あるいは全く知りません。
患者さまが戸惑わないよう基本的な項目をきちんとチェックしましょう。
1.住所、地図・アクセス
- グーグルマップ調べるとポイントがずれている場合は修正依頼を、または別で地図を用意しましょう。
GoogleマップはGoogleマイビジネスに登録することによりご自身で細かな設定が行えるようになります。
設定の方法はコチラの記事を参考にしてください。 - 駐車場が院から離れていたり、停める場所が決まっている場合は具体的に明記するようにしましょう。(例:共有駐車場8番を利用してください等)
2、電話番号・メール・予約フォーム
電話番号のほかに予約専用の電話や予約フォームなどの窓口がある場合はそれらもきちんと掲載しましょう。
3、時間
開院時間と最終受付時間が違う場合は明記しましょう。
4、服装や必要な持ち物など
どんな服装で行ったらいいのか、着替えの有無や必要な持ち物などがあれば明記しましょう。
ほねぺじのお客様は、この辺の情報はは概要として掲載しているので特に気に留める必要はないと思います。
よくあるパターンとして、少し前のデザインを優先で作成しているホームページやアニメーション等を多用しているホームページは、そちらに力を入れすぎて上記のような主要な情報が抜け落ちていたりする可能性がありますので心当たりがあれば患者さまの視点で見直してみると良いと思います。
Step3
見出しを考えよう
見出しにキーワードを入れて分かりやすくしましょう
ホームページを見る人に全ての文章を見てもらえるとは限りません。
たいていの人は「流し読み」で自分の興味のある内容があるかを判断します。
なので見出しに重要なキーワードを入れ、見出しを流し読みするだけで読者が大まかな内容を理解できるようにしましょう。
Step4
見出しごとに文章を考えよう
専門用語の羅列は避け、患者さまに説明するときのように
見出しが大体きまったら、見出しごとに文章を考えていきます。
普段患者さまに説明するときのように、「簡単な言葉で分かりやすく」を意識してみてください。
以前「YMYLについての解説と対策」の記事でもご紹介しましたが、Googleウェブマスター向け公式ブログでも「一般人が日常会話で使うような平易な言葉で情報を探している場合が大半」と書かれています。
【引用】現在、毎日数百万件以上の医療や健康に関する日本語のクエリ
Googleウェブマスター向け公式ブログ:2017年12月「医療や健康に関連する検索結果の改善について」より
Google で検索されています。これを分析してみると、医療の専門用語よりも、一般人が日常会話で使うような平易な言葉で情報を探している場合が大半です。(中略)
もし、あなたが医療関係者で、一般のユーザーに向けたウェブでの情報発信に携わる機会がありましたら、コンテンツを作る際に、ぜひ、このような一般ユーザーの検索クエリや訪問も考慮に入れてください。ページ内に専門用語が多用されていたら、一般ユーザーが検索でページを見つけることは難しくなるでしょう。内容も分かりづらいかもしれません。
読者は体について素人が大半です。
専門用語だけではなく、日常で使うような言葉でも簡単な説明を付け加え、素人でも分かるようにしましょう。
例:
×後頭下筋群が凝ると~…
※筋肉の名前で検索する患者さまはあまりいないかと思います
◯首の上の方・頭の後ろにある後頭下筋群という筋肉が凝ると~…
※素人にも分かる体の部位名も交えて説明しましょう
例:
×当院の肩こりに対する施術は当院独自の○○療法と特殊器具○○を使い~…
※肩こりに困っている方は独自治療の名称や器具名が知りたいわけではない。
また、素人では具体的な施術方法が想像できません。
○当院の肩こりに対する施術は手技をメインに状態に合わせて~…
※具体的な流れが書かれており内容が想像しやすくなります。
他院との差別化としての施術名や治療器具等については、補足や別項目で説明したほうが解りやすい。
画像も掲載してひと目で内容が伝わるようにする
接骨院に初めて来る人に、文章だけで施術や効果などを伝えるのは難しいかと思います。文章に関連する画像を適度に掲載することで内容がより分かりやすくなります。
スタッフと協力して施術中の様子を撮影したり、治療機器の紹介ならメーカーに使える画像を請求したりして、文章の補足になるような画像を掲載しましょう。
ホームページ用の写真の撮り方はこちらの記事で解説しています。
Step5
専門性・権威性・信頼性を意識する
全体的なコンテンツができたら、それに関連したアピールポイントがないか考えてみてください。E-A-Tの対策に関する記事で紹介しましたが、GoogleはコンテンツのE-A-T(専門性、権威性、信頼性)を重視しています。
Expertise(専門性):
コンテンツの内容がなにかに特化しているか
Authoritativeness(権威性):
コンテンツを作った人が業界で優れているか
Trustworthiness(信頼性):
コンテンツの内容は信頼できるか
オリジナルページを作る際の具体的な対策としては
専門性:内容を整理し、何のページなのか明確にする
権威性:院長の資格や経歴などを紹介する
信頼性:患者さまの声など第三者からの評価を掲載したり、よくある質問、お問い合わせ先を明記し読者が疑問を解決しやすくする
Step6
全体の見直し
作成したコンテンツを読み直してみましょう。可能ならスタッフやご家族などに内容がわかりやすいか、読みやすいかをチェックしてもらうと第三者の目線を知ることができるのでオススメです。
まとめ
いかがでしょうか?
最初からたくさんの文章を書くと思うと気が重いですが、1段階ずつ整理しまとめていくと、自院の強みを考えるきっかけにもなります。
- ターゲットとキーワードに合わせた内容を考えよう
- 起承転結を意識しコンテンツの順番を考えましょう
- 見出しを考えてから文章を書きましょう
- 専門用語の羅列は避け、患者さまに説明するように表現を工夫しましょう
ほねぺじではテンプレート選択式のベーシックプランでも、内容が自由な「オリジナルページ」を1ページ作成できます。
まだオリジナルページを作成していない方は、この機会にぜひ内容を考えてみてください。また、すでにオリジナルページを作成している方でも、サイト内ブログを設置してブログ記事を書く事で、サイト内コンテンツを増やす事ができます。ブログの記事作成も基本的には同じ流れでの作成します。
ベーシックプランのお客様でブログ設置をご検討中の方はお電話またはお問い合わせフォームからご相談下さい。
プレミアムプランには標準機能として、対応症状を書くための機能が備わっていますので、この記事を参考にターゲットを決めてコンテンツの制作をしてみるもの良いかと思います。