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2020年9月から移行開始となるモバイルファーストインデックスについての影響と対策を解説!

2020年9月から移行開始となるモバイルファーストインデックスについての影響と対策を解説!

あなたのホームページはスマートフォンに対応していますか?
もしもまだパソコン版にしか対応していないとしたら、ホームページの検索順位に大きな影響を受けるかもしれません。

Googleは2018年からモバイルに対応しているサイトを順次モバイルファーストインデックスに移行しており、現在では検索結果に表示されるサイトの70%(2020年3月時点)はすでに移行済みであるそうです。
そのためついに、2020年9月からは簡素化のためにすべてのサイトをモバイルファーストインデックスに移行することを発表しました。

【引用】
検索結果に表示されるサイトのほとんどはモバイル ファースト インデックス登録に対応しており、70% はすでに移行済みでした。これを踏まえ、2020年9月より、簡素化のためすべてのウェブサイトをモバイルファーストインデックス登録に移行します。

引用元:Googleウェブマスター向け公式ブログ 2020年3月「ウェブ全体のモバイルファーストインデックス登録化についてのおしらせ」より

【2020年7月28日追記】
公式ブログよりMFI移行を2021年3月末まで延期するとの発表がありました。
具体的な対策等については変更ありません。

【引用】
we’ve decided to extend the timeframe to the end of March 2021.

【翻訳】
期間を2021年3月末まで延長することを決定しました。

引用元:Googleウェブマスターセントラルブログ
Prepare for mobile-first indexing (with a little extra time)
より

今回はモバイルファーストインデックスとはそもそも何なのか、対応するにはどうしたらよいのかを重点に解説したいと思います。

モバイル ファースト インデックスとは?

モバイルファーストインデックス(以下:MFIと表記)とは、検索エンジンの評価基準がモバイルサイトに移行する仕組みです。MFIと略されることもあり、これは「Mobile First Index」の頭文字をとった略称です。

家でも外出先でも手軽にインターネットに繋がるスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末。現在では私たちの生活にすっかり定着しています。
このモバイル端末の普及により、Googleはサイトの評価基準をパソコンサイトの内容からモバイルサイトの内容に変更すると発表しました。

【引用】
これまで、Google のクロール、インデックス、ランキング システムでは、主にデスクトップ版のコンテンツが使用されてきました。そのため、その内容がモバイル版と大きく異なる場合、モバイル検索ユーザーに問題が発生する可能性がありました。 モバイル ファースト インデックスとは、モバイル版のページをインデックスやランキングに使用し、主にモバイル ユーザーが探しているものを見つけやすくすることを意味します。

引用元:Googleウェブマスター向け公式ブログ 2018年3月「モバイルファーストインデックスを開始します」より

Googleの検索エンジンはパソコン用サイトの内容をもとにページの内容を評価し、検索順位を決定していました。
しかしこの評価方法では、スマホ未対応のサイトや、PC版はコンテンツが豊富でもスマホ版では極端にコンテンツが少ないようなサイトも上位表示されてしまい、モバイルユーザーが情報を見つけにくいという問題が起こります。

そこでGoogleは、モバイル版のページを評価の基準にして、インデックスや検索順位を決定すると発表しました。そうすることによってモバイル ユーザーが検索したいものをよりスムーズに見つけやすくなるのが狙いのようです。

なぜMFIに移行するのか

スマホの普及

総務省のホームページで発表されている「情報通信機器の保有状況 」によると、2010年にはわずか9.7%だったスマートフォンの世帯保有率が、2017年には75.1%と大幅に増加しています。さらに、2017年にはスマートフォンの保有率がパソコンを上回りました。

スマホやタブレットなどのモバイル端末が普及し、モバイルからの検索数が増えたために、Googleはモバイルユーザーに有益なページを見つけやすくする必要が出てきたのです。

モバイル対応サイトはスマホでの検索順位が上がりやすくなる

2015年にはGoogleの「モバイル フレンドリー アップデート」によって、スマートフォンで検索したときには、スマホ対応された(モバイルフレンドリー)サイトが見つけやすくなりました。これは公式ブログでも発表されています。

【引用】
ウェブサイトがモバイル フレンドリーかどうかをランキング要素として使用し始めます。(中略)この変更によって、検索ユーザーは、クエリへの関連性が高く使用端末にも適した高品質な検索結果を見つけやすくなります。

引用元:Googleウェブマスター向け公式ブログ 2015年2月「検索結果をもっとモバイルフレンドリーに」より

モバイルフレンドリーとは

スマホなど画面サイズの小さな端末でも読みやすく使いやすいホームページのことです。モバイルフレンドリーにすることでユーザーがモバイル端末でホームページが見やすくなり、ユーザビリティ(ホームページの使いやすさ)が向上します。

具体的には以下のような特徴があります。

  • 指で拡大しなくても読みやすい文字のサイズになっている
  • ボタン同士が適度に離れていて指でタップしやすい

MFIの影響

Googleの検索エンジンに、モバイルフレンドリーであると認識されたサイトからモバイルファーストインデックスに移行されていますが、2020年9月から始まるすべてのホームページのMFI移行開始後の影響について予測してみました。

MFIによって影響がでるサイト

スマホページとパソコンページでコンテンツの内容が大きく異なったり、スマホ対応していないサイトは、検索順位に影響が出る可能性があります。

前述の通り、モバイルフレンドリー アップデートによって、モバイルに対応していないページは既にスマホでの検索時に上位表示されにくくなっています。

自院の検索順位が下がるという事は、他院の検索順位があがるという事なので、MFIに移行することでモバイル未対応のサイトの評価はさらに低くなる可能性があり、検索結果の上位に表示されにくくなる事が予想されます。

つまりモバイルに対応していないサイトは9月以降、検索順位に影響が出る可能性があるということです。現在70%がMFI移行済みという公式発表がありますので、移行していない残りの30%に影響が出る可能性があります。

スマホで読みにくいページでは離脱率も上昇する

文字や画像が小さくて読みにくい、ボタンが押しづらく使いにくいサイトではモバイルユーザーはストレスを感じて、すぐほかのページへ行ってしまいます。

どんなに検索順位の対策をしても、ユーザーにページの内容を見てもらえなくては意味がありません。また、掲載している情報が間違っていたり、外部サイトへのリンクを設置している場合はリンク先のサイトは閉じてしまっている場合も自分のホームページにとってマイナスの要素となるため改善が必要となります。

MFIの対応方法

モバイル対応しているホームページであれば、問題ありませんがモバイル未対応のサイトであればスマホで使いやすいモバイルフレンドリーなサイトにする必要があります。

また、パソコンサイトとモバイルサイトでコンテンツの内容が同等になるようにする必要もあります。ほねぺじでは、スマホ対応する際にコンテンツはPC版もスマホ版も共通となるよう作成していますのでその点についてはご安心ください。

MFIを機にサイトを見直しましょう

2020年9月には全サイトがモバイルファーストインデックスへ移行が開始されます。

これを機に今一度、自分のサイトがスマホユーザーにとって読みやすいか見直してみるのはいかがでしょうか。
ほねぺじではどのプランでもスマートフォンサイトを作成することが可能です。(※ベーシックプランでは別途お申し込みが必要です。)
また、プレミアムプランとオリジナルプランでは、レスポンシブ ウェブデザインに標準対応しております。

MFIやスマホサイトについての疑問、ご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。

オマケ

これからスマ対応をご検討中のお客様やホームページを作ろうと考えている方へ向けて、弊社のベーシックプランのスマートフォンテンプレートの人気ランキングを作成しました。

ほねぺじベーシックプランでは6種類のテンプレートからデザインをお選びいただけます。ここでは制作実績の数が多いスマホテンプレートのランキングをご紹介いたします。
(2020年5月19日現在のデータでベーシックプランの制作実績に掲載していないお客様のホームページについてはカウントに含めておりません)

ほねぺじベーシックプランのスマホテンプレート人気ランキング

1位 テンプレート3(実績78件)

テンプレート3

圧倒的人気はテンプレート3でした。
こちらはトップページの中央部にメニューボタンが並んでいて分かりやすく、またひと目でボタンとわかるために押しやすいのが特徴です。

2位 テンプレート5(実績49件)

テンプレート5

ページの上部にアイコン付きのボタンがまとめられているテンプレート5も、押しやすくわかりやすいため人気があります。
テンプレート3のボタンが2行以上並んでいるのに対し、こちらは1行にまとまっているのでスッキリとした印象になります。

3位 テンプレート6(実績37件)

テンプレート6

トップページ中央にタブ切り替えのついたテンプレート6は、コンテンツが多いサイトもすっきりとまとまります。トップページにも当院の特徴やよくある質問などを掲載したい場合おすすめです。

4位 テンプレート4(実績36件)

テンプレート4

テンプレート4は、メニューボタンを押すと画面の横からメニューがスルッと現れたり、トップページに指で触れるとクルクルと回転するカルーセルがあったりと、パソコン版と差をつけたい・スマホサイトならではの機能がほしい方におすすめです。

同列5位 テンプレート1、テンプレート2(実績15件)

テンプレート1

テンプレート1と2が同列5位となりました。

テンプレート1は文字のメニューボタンがページの上部にまとめられています。
1位のテンプレート3のボタンは文字が小さいため、しっかりとコンテンツ名を見せたい方におすすめです。

テンプレート2

テンプレート2はページの下部に並んだボタンを押すと、「当院の特徴」や「院長あいさつ」などそのページのコンテンツが表示され、見たい部分に直接ジャンプすることができます。

いかがだったでしょうか?
実際にテンプレートを使用したホームページは、ほねぺじベーシックプランの制作実績から確認する事も出来ます。

もちろん、パソコン版のデザインに合わせて各テンプレートをカスタマイズいたしますので、まずはご相談いただければと思います。

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